福祉避難所は県外に

福祉避難所の開設が難航している。
当たり前だ。
全て、県内を想定している。
被災地自身に、そのような余裕があるはずがない。
県内の行政マンが中心に差配している。
地方自治体の職員は普段でも忙しい。
それでいて、人員配置は、普段からギリギリだ。
はっきり言えば、行政が行政だけで管理しようとする。
県内の事は、県内だけで対応しおうとする。
高齢者、障害者、妊婦が、体育館みたいな所で暮らせるわけがない。
2次避難所を県内だけで応じようとする事自体に無理がある。
全国から送られてくる物資の受け取りと手配だけで大変だ。
湖山Gの施設は経験があるからよく分かっている。
無用で、捨てるしかない物も多数送られてくる。
どこに配布するか分類するのも、配布するのも、ひどく手間がかかる。
古着を、男女年齢関係なく、一つのダンボールに入れてきたりする。
応援に来たボランティアも人間だ。
その人の泊まる場所も、食事も、トイレも用意しなければならない。
その差配を、何故か、まず、行政が全て管理しようとする。
その行政マンも、医療福祉従事者も、現地の被災者だ。
被災者は、肉体的にも、精神的にも、疲弊している。
十分に、患者だ。
全国の病院に入院できる病状だ。
日本は、全国皆保険の国ではないか。
高齢者は、老人保健施設に入れば良いと思う。
行政の手配や、指示を待つ必要はない。
全国のどこの、療養病床でも、回復期リハビリテーション病院でも、老人保健施設でも、入院できる。
個人で、病院施設に申し込めば。
避難所での、コロナクラスターが心配だ。
インフルエンザも流行っている。
全国、病院の稼働率も、介護施設の稼働率も落ちている。
受け入れるベットは、十分にある。
足らないのは、人手とお金だ。
お金は、コロナ無利子融資を拡大してもらおう。
お国のお金は余っている。
足らぬのは、人手。
ボランティアの人は、地元の病院施設に応援に行ってほしい。
パート費用は、十分に払える。
湖山Gは、受け入れる。
いつでも。

パルスオキシメーター 97・97・98
体温36.4 血糖142

常在戦場 代表 湖山 泰成

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