ストレス
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障害児童殺傷事件を起こした厚木の施設で、また、虐待事件が起きた。
運営法人も変わったはずだし、今回は、監視用テレビカメラで記録されていた。
スタッフは、プロの資格者。
事件の後、徹底した対策が行われていたはず。
そして、テレビカメラの設置がある事がわかっていながら、その前で暴力をふるう。
信じられない。
わかっているテレビカメラの前で、骨折まで起こす暴力を平気でするのだ。
本人は、ストレスで、我慢ができなかったと供述しているらしい。
最近、保育園での虐待報道が続く。
皆、ストレスと供述する。
現場は、それほどのストレスにさらされている。
テレビカメラの設置も、虐待抑制できない程なのだ。
欧州では、保育士のデモがあった。
日本では、保育士のデモなどあって欲しくないが、心配になって来た。
日本人の我慢強さと、倫理感ある職業人の誇りも、もう、限界になって来たのか。
単に、闇の中で知られなかった施設の実態が曝け出されただけなのか。
過去、老人介護にも、多くの虐待があったと思う。
今は、社会の目が入り、大分改善された。
障害施設は、これからなのかもしれない。
保育施設や、親の虐待報道も気になる。
マスコミ報道され、社会が是正される過程ならば良いのだが。
児童障害は、介護と保育の双方の力が必要だ。
スタッフに、より重い負担がかかっている。
人間の尊厳がかかっていると思うのだが。
社会は、余裕のない、悪い方向に向かっていると思う。
諦めて、現実を認めてはならない。
倫理と尊厳がなければ、この仕事は続けられない。
私自身も。
パルスオキシメーター 96・97・97
体温36.6 血糖155
無力の王 代表 湖山 泰成