医療介護ドミノ倒産

過去の不動産バブル崩壊の頃、倒産したのは、リゾートや不動産事業者ばかりではない。

実は、老人ホームも、都内の病院も、経営者が変わった。

東京の医療介護事業も、不動産の値上がりで財務的に支えられていたのである。

今回は、人手不足に、患者利用者も、減りつつある。

学校においては、学生が、保育園においては幼児が確実に減っている。

人口減少による、マーケット縮小が確実に響いている。

昨年までは、病院、介護施設の買い手がいたが、今は殆どいなくなってしまった。

今年は、成長事業から、衰退事業への転換の年となりそうだ。

湖山Gも、建築費高騰の折から、今年の新規建設の施設は、1件となりそうだ。

湖山Gで、事業救済してほしいと特養ホームからの相談が相次いでいる。

何故か。

湖山Gは、現在14000人の職員を抱え、今年の新卒採用者も250名、技能実習生も80名を予定している。

湖山Gの理念を共有できる、働き手の力だ。

新卒採用者を、4年で、介護福祉士の資格を取得させる教育の力だ。

昨年は、都内で、建て替えが効かず、引き取り手が見つからず、閉鎖となった中小病院があった。

買い手がいなかったのだ。

これまではそのような事はなかった。

これも、不動産バブル崩壊の頃に似ている。

これからは、特養ホームですら、閉鎖、倒産が出てくる。

湖山Gが動く時は、職員や入居者から支援、経営救済を求められる場合だ。

法人は、運行会社ならば、施設は船。

救うのは、船よりも乗組員が優先だ。

責任を取るのが、経営者の理事長、船長の施設長だ。

権限のある者には、責任もある。

経営者は過酷だ。

最近は、子供に継がせたくないという理事長、院長の相談が、増えて来たように思う。

私に子供がいなくてよかったと思う。

私の次の世代を、私よりも優秀な経営者に育てるのが、私の最期の使命だと任じている。

アフター湖山泰成の世界を夢見ている。

昨夜、南海トラフ地震臨時情報あり。

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湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada