ラグジュアリー・シート

都心の大型映画館は、シネマコンプレックスであるとの同時に、コンサートホールのようになりつつある。
大音響のドルビー、プレミアムラグジュアリーシート、ボックスシート、IMAXレーザー。
まるで、コンサートホールである。
そして、その設備環境に合わせた、料金もコンサート並になって来た。
そして、通常料金も底上げされる。
オペラ、クラシックコンサート。
人気歌手、グループ、スターのコンサート。
そして、歌舞伎、宝塚と並んで、ロードショー映画館も同様に高級化した。
昔の学生が通う、名画座は、ほぼ、絶滅しつつある。
旅行も、こと消費と言われる。
コンサートホール、劇場に行くのも、ツーリズムの目的。
普段、映画も、自宅でネット配信で、新しい映画を観る事ができるようになった。
ディズニーは、新作映画を、映画館と同時に配信する。
1年遅れのテレビ放送ではない。
私は、映画や、歌舞伎や、宝塚は、劇場の雰囲気そのものが好きなのだと思う。
コンサートのファン一体の盛り上がり、興奮に心臓が同期する。
最近のプレミアムラグジュアリーシートなどに座ってみて欲しい。
飛行機のファーストシートそのまま。
飲み物、食べ物も置いておける。
ボックスシートでは、スマートフォンを使用している人もいる。
本当は、いけないのだろうが。
こうなると、劇場のカウチ(シート)ポテト族だ。
野球のボックスシートや、歌舞伎の桟敷席、オペラハウスの貴賓席があるのだから、映画館がそうなるのも、不思議ではない。
劇場での映画鑑賞が、イベントになる。
確かに、私の映画館通いは、シアター・ツアーだった。
コロナが5類になった今、又、劇場通いを再開したい。
クラシックもコロナ以来行っていない。
社会復帰はこれからだ。

パルスオキシメーター 98・99・99
体温36.2 血糖174

劇場主 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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