潔癖症

子供の時から、熱い風呂は苦手で、小学校の頃は、毎朝、父と、シャワーで垢すりをしていた。
でも、それで丈夫になる事もなく、風邪をひいて、小学校を休むことが多かった。
皮膚の新陳代謝を刺激しようとして、皮膚を傷つけるほど洗ったり過度な石鹸の使用は、むしろ体を守ってくれている細菌を消毒してしまい、逆効果だったのではないかと思う。
シャンプーも、毎日はせずに週3回くらいが髪を痛めないのだとか、医学的知識も変わって来た。
私も、朝は熱い風呂に入ったり、石鹸も手につけてタオルを使わないようにしたり、生活習慣も変わって来た。
この夏は、布団を2枚にして寝ていた。
クーラーをかけ過ぎて、寒いくらいにしていたからだ。
愚かな事だが、とにかく、空気を冷やさないと眠れない。
生暖かい空気だと、息が苦しくなる。
これは、老人の怠惰な生活の行き着く所で、小学校の頃のタワシで皮膚を鍛える日々は何だったのか。
どうも、私は、自分を鍛える事が苦手らしい。
安易で、楽な自然な方向に流れてしまう。
食事管理も心がけているのだが、夕方は疲れてしまい、夕食を食べずに寝てしまって、夜中にお菓子を食べながらテレビの録画を観る日もある。
これが、習慣化してしまい、直すのに必死。
子供の頃の律儀な、また潔癖症と言われた生活から、程遠くなってしまった。
母が亡くなって、怠惰な日常に慣れてしまったが、もう、それで良いような気がしてきた。
些細な事にこだわる事もあるまいと思う事が多くなって来た。
これは、単なる老いか、悟りか。
などと考えたのは、毎年欠かさず受けて来たワクチン接種をどうするか、悩んでいる。
医師でも、コロナワクチンを受けないと言う人が半分はいるような気がする。
今年は、インフルエンザの方が心配だと言う医師が多い。
私も、まずは、インフルエンザを優先しようと思う。
コロナに振り回されて、世の中には、もっと怖いものがあるのを忘れていた。
勿論、私にとっては、至極の甘いお菓子である。
ウイスキーは、記憶の彼方に忘れ去ってしまったので、今や怖いものではなくなった。
和菓子も、ケーキも、紅茶に合うクッキーも、魔界の誘惑である。
頂いたお菓子を、箱のまま、若い職員に渡すのは、最近の自虐的楽しみである。
記憶も、香りで蘇る。
ウイスキーの香りで、行きつけのバーを思い出した事がある。
何もしなくても、思い出だけで、生きていけそうだ。

パルスオキシメーター 96・97・98
体温36.2 血糖150

饅頭怖い 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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