食堂のメリーゴーランド

病院会の院長先生方の話を聞くと、結構、スポーツクラブに通って、筋トレに励んでいる方が多いとわかった。
ブームと言っても良いくらいだ。
老人の筋トレは、医学的にも大事で推奨されているのはわかる。
やってる皆さんは、気持ちも、行動も若々しい。
身なりも、若々しい、オシャレだ。
かくゆう小生も、30年以上前から、ホテルの名門スポーツクラブの会員。
でも、コロナになってから、年一回サウナに行くくらいだ。
年会費は高いので、もったいないと思うのだが、また、通うような生活い戻りたいと、脱会しないでいる。
お金だけ払えば良いというものではないが、どこか、心の良心の支えにしているところが、なきにしもあらずだ。
そのクラブは、年々会員の平均年齢が上がっていると思う。
私は、例によって、入会時は若手筆頭だったと思う。
それが、今はどうか。
今も、若い方なのだ。
元気に運動している会員の方は、有名な財界人も多い。
パーティー前の政治家の顔も見える。
脳梗塞で亡くなった、私と同世代の、スター歌手の方も、汗まみれで必死に走っていた。
テレビで見るより、痩せていた。
運動中も水を飲まず、後で、ワインをボトル毎開けるのが日課だったと言う。
そのせいだったと思う。
ワイン評論家を自称していた若い女優さんも、同様の運動と、ワインの飲み方をして、脳梗塞で倒れられたと聞く。
著名な90歳くらいの財界人に、毎朝7時に出会う事があった。
長生きする人は、真面目に生活管理と運動をしている。
私は、長生きはできないと、諦めて生きて来たのだが、最近は、今更ながら、遅まきながら、多少あがいて努力をしている。
9階の事務所に上がるのに、5階から階段を使う。
そして、最近は、明け方に、食堂の丸テーブルの周りをグルグル歩くのである。
テレビニュースを見ながら。
運動靴を履いて、パジャマで。
夏も冬も冷房をかけて、室内19度を保つ。
これば、書斎派、インドア派の自分に見合った場所だと気がついた。
その後、すぐに朝風呂に入れるし。
日常の無理のない生活行動に、少しの運動を盛り込む。
理屈は正しい。
でも、多少、哀れで寂しい感はある。
日記にこのような生活を記すのも、多少の自虐感と、反省もある。
職員と話すと、この日記は、私の健康データを真っ先に見るという声が多かった。
特に看護師は、血糖値を見て話題にするとか。
衆人環視の血糖値である。
こうまでして、恥を晒しても、この程度。
データは、嘘偽りなく、正直に書いている。
その代わり、深夜お菓子を食べて、数値が高い場合は、1時間くらい食堂回遊運動をして、数値を多少下げてから、記載している。
この涙ぐましい努力も、読者のおかげです。
今朝も、そうでしたので、正直に告白いたします。
皆さんのおかげです。

パルスオキシメーター 99・98・98
体温36.4 血糖177

人生はメリーゴーランド 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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