デジタル・ツームストーン

私は、講演の演者や、本の著者を調べたい時には、まず、ネットの画像を全部見る。
ネット検索で、業績の多い著名な学者や経営者は、ネットの画像を見ると分かり易い。
その人の、活動、生活、世界が。
特に、どのような人と写っているか。
若い時から、最近まで、その人の伝記、履歴書になっている。
活字情報よりも、写真一枚、一枚の情報が、その人の人生と人となりを理解するには、適していると思う。
ネットに上がっている事自体、社会活動が積極的だという事だが。
服装や、表情、背景も読み解く。
その時は、私もシャーロック・ホームズとなる。
ネット情報は、世界中で自由に見られるし、災害で無くなることはない。
情報は、世界中どこでも、何時でも、半永久的に保存されている。
私は、自分の情報も、記録も、思い出も、活動も、人生も、湖山Gのホームページに写真として、残されている。
この日記も。
私の墓は、物理的に作る必要は無い。
私を思い出してくれる人は、ホームページを見てくれれば良い。
それで、十分だと思う。
YouTubeでも、対談や、施設竣工式の挨拶を見る事が出来る。
個人の伝記映画でもある。
なんと便利で、恐ろしい時代か。
この日記が、私の履歴書でもあるが、記録映像も、蓄積されている。
編集もされず、ノーチョイスで、全てがネットで、ホームページで残されている。
ホームページは、人生の記録として、電脳のお墓、デジタル・ツームストーンと言えなくはない。
やがて、誰も見てくれなくなるわけだが、その時は、私が、ネット内の亡霊となって、自分自身の思い出を検索しているのだろう。
ああ、恐ろしや。
しかして、私は、幽霊となれるであろうか。
神様に尋ねてみたい。

パルスオキシメーター 97・97・98
体温36.5 血糖155

湖山の霊 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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