老舗の味
隣国の大統領が来日している。
そのせいかどうか、昨夜の銀座の夜は、賑わい、タクシーの渋滞もあった。
銀座の賑わいは、往時を取り戻したと思う。
外国の賓客のおもてなしは、銀座が多い。
太平洋の向こう岸の大統領のおもてなしは、銀座のお寿司屋だった。
警備で、銀座は大渋滞だった。
昨夜のおもてなしは、すき焼きの店と、オムレツの店だった。
すき焼きのお店は、銀座の会合で使われる。
オムレツのお店は、銀座でも、有名な洋食屋。
どちらも、銀座での歴史を誇る、老舗。
その、伝統を誇るオムレツは、秘伝のレシピではなく、毎年、改良を続けているそうだ。
銀座のカステラの老舗も、同様な事を言っていた。
変わらぬ伝統を守る為にこそ、毎年、味の改良をしていると。
時代の流行の先端を走る努力があって、100年の伝統が守られる。
厳しい。
全国の流行の店は、東京を目指す。
銀座は、その頂上かもしれない。
でも、そこが、終点ではない。
そこからが、進歩のスタート。
変わり続ける事によって、保たれる。
生物学的には、動的平衡と言う。
医療福祉も、安定したサービス提供の為に、日々、時代に合わせた改革が求められる。
でも、この世界は、来年度は、劇的な変貌が予測される。
医療福祉には、老舗はない。
過去を誇らず、振り向かず。
未来に向かう今。
いつも、そう心がけている。
パルスオキシメーター 96・97・97
体温36.1 血糖201
益子焼のワンプレート 代表 湖山 泰成