銀座の銭湯
公衆浴場と言われてもピンとこないが、銭湯と言われると、わかる。
泰成君の最初の銭湯経験は、幼稚園に入園する前くらい。
お母さんに連れられて、行った。
自宅のお風呂を改修していたのだと思う。
番台があった。
その横の小さな扉を使って、子供は、男湯、女湯を行き来する事が出来た。
そろそろ出るぞ。などの声が隣の男湯から聞こえてくる。
泰成君は、お母さんと一緒なので、当然、女湯だった。
周りの叔母さん方は、笑顔で可愛がってくれたように思う。
女湯に男の子なので、銭湯のペットのように可愛がられた。
泰成君は、調子に乗って、銭湯の湯に頭から飛び込んで意識を失った。
頭を打って、湯船で溺れたのである。
お姉様方が大勢集まって、沈んでいた泰成君を救出してくれた。
これが、最初の銭湯の記憶である。
お風呂は、数を数えて、のぼせる迄入って、水を浴びる。
出たら、冷たいコーヒー牛乳を飲むのが、お決まり。
湯上がりに休む、竹網の椅子も並んでいた。
洗面器に石鹸と手拭いとタオルを抱えて行く身支度も、懐かしい。
デイサービスが生まれた頃の話だが。
映画館と共に、銭湯をデイサービスに出来ないかと考えた事があった。
設計が、全く、バリアフリーでないので、諦めた。
実は、銀座にも、古からの銭湯が一軒だけある。
私は、銀座に来た頃、物珍しさもあって、一度だけ、入った事がある。
お客さんは、夜の仕事前の人達だったのだと思う。
今は、外国人の観光拠点でもある。
日本式銭湯の礼儀を知らない外国人が、問題を起こす事もあったかもしれない。
銀座の銭湯。
ここも、銀座である。
血糖174
昨夜は、赤坂で誕生日を祝ってもらった。
青のネクタイ、ありがとうございます。
母校の高校の近くで、懐かしかった。
先輩は、ありがたい。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
日本棋院評議員 湖山泰成