次ぐのは誰か?

東京の中小企業のうち、親族以外に事業継承する会社が、全体の4分の1を越す。
まだ、4分の3は、子供が継いでくれるのだろうか。
昨夜は、銀座の若旦那の会の新年会があった。
50人の出席者のうち、1割位が、女性だった。
私が、入会した40年前だったら、考えられなかった。
なんせ、若旦那の会なのだから。
昔は、店のオーナーの子供が、娘の場合は、婿殿が、入会していた。
男の会だったのだ。
でも、昨年は、女性が会長にもなった。
ロータリーも、女性会員が珍しくない。
当たり前だし、良い事だと思う。
女性の多い会、会社は繁栄する。
男ばかりの会や、会社は、なぜか、活力がなくなる。
近年、財界の影が薄いのは、そのせいではないか。
女性の首相や、財界会長が生まれるのは何時の時代になるのだろう。
私には、自宅に、特養ホームを売却しないかと、コンサルタントから、手紙が来た。
子供がいない事も調べての、事業継承の営業だ。
それが、印刷したDMで来ている。
私と同様の孤独な経営者に、DMをばら撒いているのだろう。
自宅を売りませんかと言うDMと同じなのだ。
ありがたい事だが、私には、無用だ。
私は、同封の名刺の担当者に、電話で、湖山Gは施設を売ることはないと即答した。
何故ならば、湖山Gの後継者はいる。
大勢いる。
少なくとも、14000人はいる。
逆に、湖山Gは、まだまだ施設を増やすので、後継者のいない病院も、介護施設も、事業継承を受ける。
湖山Gの後継者は、現在の職員の中から選ばれる。
湖山の職員は、誰でも湖山泰成の後継者になれる。
頑張って、成果をあげれば。
同僚に尊敬される、公益法人に相応しい経営者になれば。
もともと、亡くなった父とも決めていた。
湖山Gに、身内親戚、友人関係者は採用しないと。
創業者の私の後継には、親族、身内は選ばないと。
新卒を採用するようになって、30年は経つ。
その者達は、今は、法人の役員になっている。
湖山Gは、事業者でありが、経営者の育成機関でもある。
その教育の為に、多数の、病院、施設、保育園がある。
私は、そう考えている。
保育園もある以上、これからは、保育園の幹部の育成も考える。
大学病院を考えてほしい。
大学の病院は、医師、看護師等の教育実習研修現場の施設として許可されているのだ。
湖山Gの施設も同様だ。
看護学校も、多くは、医療法人の病院に併設されているではないか。
湖山Gは、毎年、400名以上の介護福祉師資格者を誕生させている。
人材は、外に求めずとも、自前で育てる。
青い鳥は、湖山Gの中にいる。
継ぐのは誰か?
継ぐのは君だ!

「親族以外に事業承継」 23区中小 4分の1超す:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78996160V00C24A3L92000/

血糖150 昨夜は、夜食を禁ず。

家族主義的?経営者 湖山G代表 湖山 泰成

【銀座湖山日記】

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto2021

銀座湖山日記

Posted by admin