逆風に帆を張れ
なんと言うべきか。
倒産、閉鎖、縮小、統合、吸収、合併。
医療介護業界は、不況業種、経営は苦しんでいる。
首都圏の特養ホームの入所が埋まらないと聞く。
この一年、特養ホームは、建築の入札が落ちない。
新規特養公募に、応じる法人が全くない地区も出てきた。
有料老人ホームも、サービスケア付き高齢者住宅も、経営環境は厳しい。
昔から、厳しかったのだが、未来は明るいと信じて来たのだ。
長期計画の事業だ。
老人は増えるから将来性はある。
事業者も、もともと不動産投資なので、資金財産はある。
だから、簡単には、撤退もできないし、精算もできない。
でも、大企業が買収をしてくれた。
しかし、経営が追い詰められている事業者は増えつつある。
コロナだ、人手不足だと言い訳をしてきた。
また、コロナゼロゼロ融資など、資金調達は楽だった。
でも、高齢者の患者、利用者の実需が減っている。
高齢者の病態や、行動が変わって来た。
入院入所を好まず、欧米のように独居でも自立して生活する人が増えた。
団塊の世代の頑張りかもしれない。
厚生省にとっては、喜ばしい事かもしれない。
でも、民間事業者は、事業継続が困難になりつつある。
将来を見通しても、この状態を脱却できるようには思えない。
私は、過去の不動産バブル崩壊を銀座で目の当たりにした。
その経験から、事業展開は慎重にしてきた。
1年前から、事業拡大は、慎重に抑制してきた。
これからは、介護事業と言えども、中小事業者の倒産の時代を迎える。
新規大型事業開発計画以外には、病院施設の再生事業が増えるだろう。
その時こそ、現場活力中心の湖山の経営は、本領を発揮する。
逆風でも、ヨットは前に進む。
多少、ジグザクをしながらだが。
能登地震189日
血糖166 これから根野菜スープと、モーニングステーキと、納豆卵かけご飯
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
まだ眠い、21度の寝室に蟄居中 湖山 泰成