待機者0

赤字の病院や、介護施設の事が、ニュースになるようになった。

一方、設備の充実や、経営規模拡大で、施設の大規模化が進む。

財閥系の不動産会社の高齢者住宅は、300室である。

中小事業者は、敵わない。

病院も、特養ホームも、待機者が昔に比べたら、いないに等しい。

実際、首都圏の特養ホームは、空室があり、新設の施設は、老人ホーム紹介所に紹介料を払って、入居者を紹介してもらっていると言う。

株式会社の老人ホームと変わらない、競争マーケットになったのだ。

高齢者のマーケットもそうだが、保育事業も介護同様どころか、さらなるスピードで、マーケットが厳しくなっている。

高齢者の利用者は、広域から集められる。

価格帯も、幅広い。

でも、保育園は、現実的には、近距離利用が原則である。

幼稚園は、学校によっては、遠距離通園の園児もいるが。

また、保育園は、小規模社会福祉法人の家族運営も多い。

高齢者施設も、保育施設もやがて、待機者ゼロの時代が来る。

でも、ホテルでも、レストランでも、予約待ちで稼働100%など、ほとんどあり得ない。

営業で頑張り、日々競争が当たり前。

医療も介護も保育も、その当たり前の世界に、なった。

保育園の統合と廃業が、急速に進むと思う。

私が考えるのは、法人、施設の存続ではない。

夢と希望を持って卒業した、新卒保育師の将来の事である。

勿論、今でも保育師はは、採用難である。

資格を持っていても、保育園で働く人は少ない。

看護師も、介護師も、薬剤師も、特に女性はそうだ。

保育師の世界は、保育園だけではない。

業界を越境して、世界を広げて欲しい。

保育師としての、知識、資格は、どの世界でも役に立つ。

老人介護でも、母子支援施設でも、障害者施設でも、いきいきプラザでも。

湖山Gは、設備の整った研修センター・寮を建設して待っている。

技能実習生の分野でも、保育希望で来日する時代が来て欲しいと願う。

いつも、私の希望は、現実的でないと批判される。

そうかもしれないが、私は願う。

その時代が来る事を。

血糖120 

昨夜は、日比谷の新しい九州ラーメン店に行く。美味しかった。

食べて映画。期待してコッポラの映画を観た。がっかり。

帰宅してからは、疲れて牛乳のみで爆睡。

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada