職場のリアリティ
映画やテレビでの職場風景のリアリティはどうやって作るのか。
生活の垢が見えるか。
登場人物のキャラクターや能力を見せる。
新聞社なら、書類や記事原稿や、雑誌が積まれている。
昔なら、灰皿があって、紫炎が漂っている。
うるさく、電話がなる。
今は、もうそんな風景ではないだろう。
今の映画、テレビドラマのシーンは、全て衛生的で、まず、物がない。
書籍も、ゴミも、見当たらない。
警察署でも、大学病院でも、出版社でも。
全て、白い建物、白い机のインテリア。
未来の研究所みたいだ。
現実的にそうなのだろうか。
湖山Gの統括本部の職場は、昔の雑誌編集部に近い。
書類や雑誌が山積みになり、写真や、書類が、壁一杯貼ってある。
私が、職員の目に留まるように、壁に磁石で貼っておくのだ。
常に、私の頭の中の関心事項が、スタッフにわかるようにしてある。
湖山Gの施設の写真。
保育園の子供達が、メロンを食べている写真。
全国の湖山Gの活動、熱気が伝わってくる。
昔の映画だと、作家、文士が登場すると、周りには、書き散らした原稿用紙が、丸められて捨てられているシーンになっている。
これも、わざとらしいが、登場人物の職場シーンはわかりやすかった。
今は、バソコンとスマートフォンしか登場しないので、職場シーンの撮影は楽だろう。
でも、観ている方は、リアリティを感じない。
生活の垢、職場の汚れ。
もう、そんな物のない、清潔社会になったのだろう。
でも、つまらない気がする。
自己弁護ではない。
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湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
巨匠 湖山 泰成
湖山 泰成