襟を正す

私は、Tシャツを着る事は、寝る時のパジャマがわり以外はない。
似合わないと思う、お客様に失礼だと思う。
丸首で、人に会うのは恥ずかしい。
つまり、私は何時もフォーマルなのだ。
気持ちが。
気持ちを引き締めているのだ。
常時戦場。
襟がないと、ネクタイが締められないという事もあるかもしれない。
在宅勤務の日は、一日パジャマ姿だが、オンライン会議で顔を出す時は、一応ワイシャツを着てネクタイを締める。
ビジネスの習慣でもあるし、職員に失礼だと思うからだ。
父も、診療中も、白衣でも必ずネクタイを締めていた。
その頃の内科医は、皆そうだった。
若い外科医は、白衣の下は手術着だったりするが。
父は、祭日の家族ドライブも、ジャケットを着て、紐ネクタイを締めていた。
そいいえば、最近は、紐ネクタイを見ることはない。
老人くさいく、ダサいのだろう。
西部劇に出てくる、ワイアット・アープの紐ネクタイはオシャレだと思うのだが。
紐ネクタイは、日本では、女子高で制服となっていた。
これも、歴史の不思議で、日本だけではないだろうか。
男では、Tシャツのスティーブン・ジョブス。
真似た若手IT経営者も六本木・渋谷にいる。
でも、恥ずかしくて、銀座の老人の私には相応しくない。
銀座で買ったブランドネクタイをするのが、私の唯一のファッションだから。
世のファッションの歴史は、フォーマルが、軽装に変わって行く。
昔のポロをする時の、スポーツ着が次第に普通着になる。
ゴルフのポロシャツが、普段でも着るようになるのがそうだ。
私は、体を動かしたくないのだろう。
ソファーに鎮座していたいのだ。
できれば、ブランディーかコーヒーを片手に。
フォーマルな服しか着ないし、スリーピースも好む。
つまり、チョッキ姿。
ポケットも多いし。
スーツが好きなのは、カバンを持たず、ポケットに全て収納したいからだ。
やがて、この手には、ステッキも握らなければならないだろうし。
ステッキをカッコ良く振り回して、暴漢のナイフを叩き落とす事を夢見ている。
子供の頃、テレビで見た、バット・マスターソンみたいに。
問題は、朝晩の身づくろいに、時間がかかる。
女性の化粧と同じかな。
ショルダーバックも、肩が凝りそう。
車の安全ベルトを閉める時に、邪魔になる。
子供の頃から、ポケットからマネークリップでお札を出す。
さりげなく、チョッキのポケットからポケットナイフを出して、封筒を開ける。
スーツの上着には、コインを入れる小さなポケットも付ける。
チェンジング・ポケットと言って、コインを入れるのだ。
お釣りを受け取るのに、財布を出さずに済む。
みんな映画の影響だ。
みんな映画を観て大人になった。
お酒の飲み方も、タバコの吸い方も、帽子の被り方も。
おすすめは、「華麗なる賭け」
これも、10代の頃、映画館で観て惚れ込んだ。
私の憧れは、石原裕次郎ではなかったわけだ。

パルスオキシメーター 97・97・98
体温36.3 血糖138

砂漠でもネクタイを締める 代表 湖山 泰成

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