湖山二刀流
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自分の精神分析は、良く自分自身で行う。
知り合いの医師にも、聞くが、いつも、周りのスタッフが気を付けてくれる。
昼間は、リングに上がったボクサー状態。
打たれ続けて、もう、体力の限界だと思われたら、タオルが投げられる。
選手にとっての、インストラクターと言うべきか、セコンドと言うべきか。
早めに自宅に戻り、在宅勤務の時間をとる。
ズーム会議が多いので、可能なのである。助かる。
昼間は、次々と、稟議や、トラブルの相談を受けるし、来客の対応でスケジュールが決まる。
昼間は、銀座で千本ノックを受けている気分。
球を撃ち返すだけで、精一杯。
ホームランなどは無理だが、打点を稼ぐ。
夢中で、何も考えられない。
でも、深夜は、一人考える時間があり過ぎる。
自分の考え、構想、将来ピジョン、危惧、様々な思いが、頭の中で駆け巡っている。
そして、この日記をしたためる。
この日記は、最後は、湖山Gの仲間に読んでもらう。
皆に理解してもらいたい一心で、この文章を書いている。
深夜、明け方に。
暗闇の中に一人立って、闇の中に投げ込む、朝からの第一球。
1日の中で、1番不安な時間だ。
自らを励ます為に、この日記を書き続けている。
昼と夜の極端に違う、自分の精神状態を分析して、受け入れている。
それが、自分という人間だから。
分裂症でも、二重人格でもないと思うが、この昼夜の落差をどう乗り切るかは、毎日苦労する。
幸い、秘書役のスタッフが、1番気を遣ってくれて、私を支えてくれている。
休めと言われている。
申し訳ないが、それでも、連投が続く。
今日もまた。
体温36.3 血糖136
一球入魂 代表 湖山 泰成