過去と未来への旅

昨日から一泊の旅で、新潟にいる。
銀座の病院の次に、最初に設立した社会福祉法人がある。
その法人の、永年勤続表彰式と、新入職員入職式との合同式典。
双方合わせて、70名位だったか。
公民館での式典は立派だった。
新入職員の顔付きの頼もしい事。
新人挨拶の立派だった事。
ご両親や、先生のご苦労を想像するに、湖山Gに社会人としてのスタートを託して頂いた事に、責任を感じる。
一方、勤続10年、20年、そして、30年の創設以来の古参兵。
皆さん、元気で明るい。
そして、若々しい。
30年前の創設時の初々しい頃の姿を覚えている。
新潟の人は、お酒が強い。
お酒自慢の小生も、軽くあしらわれた思い出もある。
中越地震、東日本大震災、河川の水害。
災害の度に、職員の結束と信頼を培って来た。
涙、涙と、苦難に、皆、笑顔で頑張った。
勿論、私も。
その人生の友と、久しぶりの再会だ。
自ら入所するまで、働こう。
その時の為に、今日から、湖山Gの同僚となった新人を大事に育てよう。
若い時の向こう水は、さておいて、感慨ひとしお。
地元の湖山の施設も訪問した。
当時の設計コンセプトも思い出した。
施設には、時代の流行や、私の思いが託されている。
100歳を超える複数の入居者の方にもご挨拶し、嬉しかった。
旅館のような施設で、入居者も職員も落ち着いて、笑顔。
まったり、ゆったりの空気が流れている。
家具も、置物も、懐かしい。
30年前へのタイムトラベル。
そして、未来を築く若者との出会い。
この湖山の若者達の、30年後の未来は如何であろうか。
30年後の永年勤続表彰は、私の手で渡せないのは残念だが、未来は明るくあって欲しい。
私の心は、過去と未来へと、同時に旅立つ1日だった。
午後には、市庁舎を訪問し、市との防災協定の調印式を行った。
マスコミ、テレビ局も来て、記者会見もあった。
市長の熱意を感じた。
30年の歴史は、地域との信頼関係を確実に築いて来た。
夜の懇親会では、サプライズで、少し早めの誕生日会となった。
昼は、地元へぎ蕎麦、夜は宴会。
歴史30年のビデオも流され、私は涙、涙。
記念品に、お手製の職員のメッセージ付き写真集を頂いた。
そのアルバムを見て、メッセージを読んで、夜を明かした。
酒を交わせなくて、残念だと、久しぶりに後悔した。
これも、人生か。

血糖78 お土産の饅頭を食べる

バック・トゥー・ザ・フューチャー 湖山G代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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