介護報酬、成果を反映

5年後から、介護報酬に成果が反映される。
この手の論議は、かなり前からあった。
でも、どういう基準で、どういう方法で判定するのか。
食事動作も、本人の気分で変わる。
レベル毎に、改善の評価基準が変わる。
5年後からと言うのも、センサーや、記録が自動化されて、客観性が担保される時代を待っているのだろう。
医療でも、同様の論議が永遠にある。
下手な手術で、幾度も手間がかかる方が、結果収入が多くなるとか。
迅速的確な治療は、結果医療報酬が少なくなる、とか。
リハビリも、機能改善結果を考慮すべく、迅速な初期のリハビリの点数を高くしている。
医療・介護において、成果とは、見える結果のみならず。
残念だが、この制度を悪用する者も出てくるだろう。
改善しやすい、初期の利用者だけを選ぶ。
そういう患者、利用者だけを集める。
今でも、そう言う病院施設はあるだろう。
良い事業者を評価する。
悪い事業者を排除する。
制度設計において、厚労省は、難儀しているに違いない。
スポーツルールに、似ているだろうか。
ルール改変で、財政の無駄を省き、先駆的医療介護に予算・点数をシフトするのは、正しい。
所詮、どんな制度、法律も悪用する、狡い人はいる。
患者・利用者当人が、可能な限り、勉強して、自己判断すべきなのだ。
でも、それでは、個人の謝礼になってしまうか。
私の論議も、堂々巡りになって来た。
客観的な公正な、成果を評価する、報酬制度は、絵に描いた餅になりそうな気がする。
それでも、それを目指して行かなければならないのが、お国の大変なところか。
国定価格か、自由価格か。
国民皆保険の是非の論議になってしまう。

パルスオキシメーター 97・98・98
体温 36.2 血糖 135

結果を出せ 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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