日本橋の本屋
先日、取引銀行の新しく出来た東京支店に挨拶に行って来た。
今時、新しく支店ができるのは珍しい。
新規事業、MAに積極的なのだろう。
しかも、懐かしい、日本橋だ。
日本橋は、20代に働いていた場所なので懐かしい。
帰りは、遠回りをして、懐かしい場所に寄って来た。
日本橋高島屋。
ここは、若い女性は、遠慮してしまう雰囲気がある。
私の1番好きな百貨店。
古い洋館の佇まい。
この建物は、日本生命の持ち物だが、永久に建て替えないそうだ。
さすが。そうあって欲しい。
ここでは、近くで働いていた叔母にコーヒーをご馳走になった。
次は、日本橋丸善。
本屋としては、丸の内側に、もっと大きな店を開業している。
日本橋丸善は、最新の経営書が並んでいる。
ここは、日本橋の男性ビジネスマンのメッカだ。
年配男性向きの、メガネ、ネクタイ、万年筆が揃っている。
部長以上のクラスにならないと、入れない雰囲気がある。
屋上にはゴルフ練習場もあった。
カフェは、多分、日本初のハヤシライスが生まれた店だ。
今は見ない、甘いカレーだ。
この、日本橋本店は、小学生の頃から寄ることがあった。
ここで、偶然、祖父に出会い、買うのをためらっていた高価な年鑑を買ってもらった。
その時、運の悪い日だとでも言いそうな顔で財布を出していた祖父の顔は今でも忘れない。
原宿、青山には、若者向きの新しい店が次々オープンする。
それはそれで、魅力的なのだが、変わらぬ趣きのある店は歴史がって落ち着く。
久しぶりに、紙袋一杯の本を買った。
明日は、内視鏡検査なので、下剤を飲んでベットに籠っている。
読書は、孤独であって、寂しくはない。
でも、時々、映画も読書も、語り合える仲間が恋しく思える時がある。
昔は、読書会と称する集まりがあった。
今は、ネットの世界に移ったのだろうか。
血糖120 内視鏡検査前日なので厳戒態勢。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山泰成