外国人支援の専門家育成

技能実習制度の実質廃止に向けた、大きな制度改革の一環で、基本的には、良い事だと思う。
その上で、意見を申し述べたい。
外国人と言っても、同じアジア人と言っても、共に仕事してみると、国によって、宗教によって、本当に違う。
生活文化、言語の違いは大きい。
日本人の行政官の専門家となるのだろうから、余計、対応が硬直化しないか心配だ。
法律で権威のある専門家が生まれれば生まれるほど、現場では、ギクシャクとする場面が多くなる。
やむ負えない事なのだろうが。
また、育成する時間も惜しい。
できれば、国ごとに、来日して就業年限の長い人に、短期教育で、ある程度の資格を与えたらどうだろうか。
違うと言われるだろうが、事件の起きた出入国在留管理局も、専門家の集団だと思う。
問題は、専門知識よりも、一般的な常識、お世話を厭わない人間性が大事だと思う。
外国人をどう管理して働いてもらうかとの立場は、充分理解できるが、それが良い結果を生むかは、現場の経験者として、若干疑問に思う。
特に医療福祉の職場だからだが。
人間が、人間らしい生活を送ることをサポートするの職場だ。
人間がお客の仕事だ。
工場や農場とは違う。
相談員や、ケアマネージャーや、教員や、保育士の悩みは、専門的知識ではない。
人間としての人生経験、社会経験だ。
私が期待するのは、その育成プログラムの中に、現場経験を豊富に入れて欲しい。
または、既に就業経験のある人材を優先して欲しい。
湖山Gは、喜んで、受け入れます。
現場が全てな、湖山Gですから。

パルスオキシメーター 99・98・99
体温36.7 血糖140

一般人 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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