シニアを活かせ
人類学は面白い。
人類の繁栄の原因の一つに、オスが狩猟に専念し、メスが保育に専念したからではないかとか。
それ以上に、シニアが保育を担ったからではないかとか。
災害や、戦争。
とにかく危機に陥った時に、過去の経験を一族に伝え、指導し、生き延びた。
文字が発明され、本として、歴史や知識や技術が伝承されて、人類の叡智が発達し、広まった。
さて、今度の能登地震についての対策は如何か。
私達は、過去に、阪神大地震、東日本大震災を経験した。
今の対策本部で、経験のある政治家や行政マンが、指揮をとっているようには、見えない。
過去の経験のある行政マンは、もう、定年退職をしているだろう。
ここに、声を大にして、世に呼びかけたい。
過去に、忌まわしい、忘れ難い苦難を乗り越えて多くの命を救った、志ある方々。
もう一度、戦線に復帰してほしい。
湖山Gも、サンダーバードの第一次調査隊として、能登に支援チームを派遣する。
営養師、理学療法士もメンバーに入り、救急対応のみならず、予想される高齢者の長期的健康サポートの準備をする。
オンライン診療を避難所に導入する。
調査隊のリーダーは、中越地震、東日本大震災を乗り越えた、歴戦の看護師だ。
世の先輩の方々、貴方の経験は、多くの人の命を救う。
今こそ、歴戦の勇士が、必要だ。
経験のある行政マンの方々。
遠慮なく、声をあげてほしい。
現地に行かずとも、後輩にアドバイスをして欲しい。
ネットで、意見を主張するのも良い。
そして、ネット上の間違った意見、情報を駆逐して欲しい。
それも、必要な事なのだ。
政府、県、行政の広報も、もっと頑張って欲しい。
マスコミの報道も、遠慮がちだ。
私は、声を上げるぞ。
老たる、しゃがれ声でも。
遠慮なく。
パルスオキシメーター 98・98・98
体温36.3 血糖158
老兵は去らず 代表 湖山 泰成