失われた記憶

新潟の中越地震の経験から、その経験と記録を残し、伝えていかなければならないと思い立った。
それで、災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバードを企画提案した。
私個人で設立費用を寄付をし、創業者として副代表となった。
当時の私の心の中には、やがて来るであろう、首都圏大震災に立ち向かう、日本全土の支援ネットワークがあった。
ところが、サンダーバードが迎えたのは、東日本大震災だった。
その記憶が、日本の政治行政に、今に生かされているだろうか。
現状の能登地震での、政治行政の対応を見ていると、阪神淡路大震災の時の経験が生かされているようには見えない。
聞くところによると、行政の当時の経験者は、皆引退しており、現在担当しているのは、未経験者ばかりだと言う。
残念な事だと思う。
湖山Gにおいては、中越地震、東日本大震災で、苦渋を舐めた職員たちが、現場の幹部で多数働いている。
その職員達は、我が地の我が事のように、被災地を見つめている。
全国の支援のありがたさも、混乱も昨日のように、覚えている。
私のように。
その記憶を残すべく、当時の被災地での施設での写真を再整理して、写真展を東京で行おうと思う。
湖山Gのホームページにも、掲載する。
湖山GのDNAとして、決して失われた記憶とはさせてはならない。

パルスオキシメーター 98・97・98
体温36.5 血糖139

語り部 代表 湖山 泰成

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