医療を支える看護、介護と一体となる看護
病院において、看護師は、数においても1番多い職種で、医師に取っても、1番身近な存在だ。
クリニックの開業のパートナーも、まずは婦長。
子供の病院に対するイメージも、憧れも、まずはナースだろう。
働き方改革で、医師が大学病院に閉じこもってしまい、民間に働きに出る事が出来なくなってしまう。
実は、医師だけはなく、看護師も、もっと足らなくなる。
医師の働きは、オンライン診療でも出来る部分があるが、オンライン看護と言うのは想定できない。
医療DXや、ベッドセンサーに、意外と看護師が積極的でないのは、患者に直接触れないとできない業務だからだ。
西洋の病院は、教会、看護師から生まれた。
ナースのナイチンゲールがその人だ。
初期の戦争傷病者を教会に入院させた時は、ナースばかりで、医師は殆どいなかったはずだ。
これからの病院はどうあるべきか。
老人患者の急増ばかりではなく、コロナ感染症対応を求められる現状から、病院にこそ、介護力が必要となった。
一方、老人ホーム、在宅での介護も、より医療の見識が必要となった。
医療が看護を育て、看護が医療を支えて来た。
次は、看護が介護を育て、介護が看護を支える必要がある。
看護が、医療と介護をつなぎ、連携させる。
そんなこれからの看護を、こやまケアで、想定している。
ベトナムの大学から、看護師が、湖山Gに介護の勉強に来る。
その事前の交流として、湖山Gは、ベトナムの大学の医学部に20名以上の視察団を派遣する。
団長は、介護施設の責任者の医師だが、参加者の多くは看護師だ。
医療の国際学会の殆どは、医師のだと思う。
今後の、湖山Gのチームケア学会、こやまケア学会は、ベトナムとの国際学会になる。
しかも、看護師が、中心となろう。
介護を育む看護。
看護を支える介護。
病院と介護施設との垣根を越えた、看護介護を創生したい。
その新しい組織。
その組織を発展させる教育。
湖山Gでは、施設作りも、人材教育から始まる。
ヒエラルキーのない、人材を湖山Gは自ら育成する。
その更なる新しい道を目指すリーダーが、今日、ベトナムに飛び立つ。
大学との調印式もあるのだが、私は、オンライン参加となった。
道は開けるのではない、自ら開いていくのだ。
アジアに羽ばたく、行動するこやまケアを、私は誇りに思っている。
行ってらっしゃい。
ベトナムは40度だそうだ。
暑い。湖山はもっと熱い。
パルスオキシメーター 98・97・99
体温36.6 血糖221
潮風が恋しい 代表 湖山 泰成