事業買収から、事業再建の時代
湖山Gには、医療介護事業を買って欲しいとの相談が数多く持ち込まれる。
銀行や、MAコンサルタントなどからだ。
最近は、会計士、弁護士からもある。
数年前には、何十億円、何億円と譲渡価格をつけてきたが、昨年あたりから、値下げして来た。
湖山Gに、再度、持ち込まれる案件も、珍しくなくなった。
今年になったら、売却ではなく、事業承継で、無料で引き取って欲しいと相談を受ける。
現経営者は、退職金をもらえれば良い。
法人は赤字だが、不動産価格で買ってもらえないか。
そんな、状況になって来た。
しかも、コロナ融資もまだ、返していない。
電気代も、人件費も上がる。
10年以内に、建て替えも必要になる。
来年度の医療介護改定は、とにかく、厳しそう。
新聞報道によれば、病院と、介護施設の半数以上は、赤字。
そして、将来は、もっと、厳しくなる。
働きても、利用者の老人も、幼児も年々減る。
成長マーケットから、縮小マーケットになった。
成長の為の事業買収から、事業再建を頼まれる時代になった。
湖山Gも、次世代事業は、新たな大型複合施設プラス研修センター寮の建設だ。
既存の、医療福祉は、家族の中小法人ばかり。
子供は、赤字で、将来、建て替えの為に莫大な借金をしなければならない事業を継承しない。
医療福祉業界の問題は、やがて、社会全体の問題となる。
湖山Gは、その問題に、新しい解を提供する。
血糖182 寝たきり読書老人 湖山 泰成