現代のピラミッド

エジプトのピラミッドは、何故、作られたのか。
何の目的なのか、どうやって作ったのか。
同じ人間、同じ国家、同じ権力者は何を考えたのか。
そして、働いたのは、奴隷なのか。
国民、市民の望みだったのか。
テレビのピラミッドの謎を究明する番組は、見逃さない。
もしも、人類が後、何千年か、何万年か生き残ったら、現代の巨大建築は、後の人類はどう、解釈するだろうか。
オリンピック競技場も、大ホールも、美術館も。
最近、巨大な公共建築の建て替えが、建築費と維持費の高騰で計画が頓挫している。
サッカー場の建て替えも、同様らしい。
中野サンプラザのような建物は、壊すだけでも費用は巨額になる。
ならば、無理して壊すことも無い。
全ての、エレベーター、ライト、排水配管などの設備を廃棄し、ただのコンクリートの塊、オブジェとして残したらどうか。
現代のコンクリートのピラミッドである。
夜は、危険で入れないが、昼は、コンクリート・アスレチック場となる。
只々、登るだけである。
コンクリートの城、山である。
維持費もかからない。
人類の遺産となるか、虚しい廃墟となるか。
とにかく、税金の投入は要らなくなる。

血糖199 ピザトーストに、はまりそうだ。

湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada