都立夜間定時制高校

私の母校、日比谷高校には、夜間定時制があった。

友達のいない、私は、いつも、図書委員長として、図書室に遅くまで残っていた。

図書室しか居場所がなかったし、そこが1番、居心地が良かった。

古い岩波文庫の表紙を付け替える作業も、楽しかった。

夜の図書室で親しくなった夜間高校生がいた。

今でも顔を覚えているが、俳優の渡辺謙にそっくりだった。

30代だったと思う。

身体つきも、表情も。

学生らしくなく、眼光鋭い彼は、いつも、学生服を着ていた。

戦場の兵士のように、身構えて、学校に来ているようであった。

その彼も、1年で辞めていった。

仕事の関係で、続けられなかったのだ。

転勤だったと思う。

最後の日の挨拶も、除隊する兵士のようだった。

今では、夜間高校の存在を知る人も少ないだろう。

今だったら、湖山Gに就職を勧める。

湖山Gだったら、通信制高校大学への育英資金制度もある。

寮もある。

その彼の風貌は、今でも忘れる事はない。

図書室は、揺籃期の泰成君の、ゆりかごでもあった。

昨日は、大学病院の隣の特別養護老人ホームの竣工式だった。

コロナ前に戻り、全国湖山Gの法人からの多数参加があり、花も地域の名産、食べ物も、食べられないくらい並んだ。

受付には、新卒採用内定者が。

司会は、新人が。

職員紹介には、職員の小学生の娘さんまで、並んで立っていた。

アジア民族服ファッションの職員もいる。

胸を張って、自信を持った笑顔だったのが、頼もしい。

湖山らしいのだ。

会場に、湖山の笑顔が満載だった。

湖山Gを作って良かったな。

ここに、施設を作って良かったな。

そう思える至福の1日だった。

涙を抑えた、施設長の挨拶も、出席者の心を打った。

カートもキャンピングカーも、展示された。

夏日の中の屋台では、カキ氷と、焼きとうもろこしがあった。

苺味のカキ氷を食べたが、とうもろこしは食べ損ねた。

残念。

きっと、美味しかったと思う。

ベトナムのフォーも食べた。

バインミーと言われる、ベトナムのホットドックが美味しそうだが食べ損ねた。

夜食にもらって帰れば良かった。

今週は、恒例の新潟の物産展が新宿で開催されている。

そこで、蕎麦、笹餅、グミを買った。

湖山Gにいれば、日本中の美味しいものを食べられる。

湖山Gの、ふるさと納税だと思う。

今日は、亡き父の生誕の日だ。

今夜は、銀座で毎年行われる集会がある。

人は、覚えていてくれる人がいれば、死は怖くはない、悲しくはない。

寂しくはない。

生と死は繋がって、何時迄も続いて行く。

湖山の物語は、今も、続いている。

血糖195  グミは地雷みたいに危険。

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 

順天堂客員教授 全日制高校生 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada