民営化すべきでない事業

親方日の丸と言う言葉は、もう死語だと思う。

役所の受付だとか、行政の仕事ぶりの遅さを、揶揄すると言うより、庶民のあきらめの溜息であった。

過去は、社会保険庁の組合であったり、国鉄動労出会ったり、はるか昔の事だ。

今は、職員採用枠も予算で限られ、むしろ、我儘な市民の無理難題に泣かされているのではないか。

一般的に、人が行う対人サービスは、民間の方が、競争が厳しく、柔軟に改善が行われる。

公的な組織は、法律や、全国一律に縛られ、硬直しやすい。

でも、民間は金儲け優先だと思われやすい。

私も、医療保険、介護保険事業を株式会社に許し、株主への配当を許すのは如何なものかと思う時がある。

最近、高齢者住宅への訪問事業で、極端な過剰請求があったのも、そのせいもあると思う。

社会福祉法人は、補助金も貰える代わりに、監査も罰則も株式会社よりは厳しい。

民営化すべきではない公共事業とは何か。

道路とか、上下水道とか、配管とか、永遠に、保全管理修繕が必要な国家財産の所有事業だ。

これは、お国の財産であって欲しい。

英国やアメリカを見ると、電力、水道、道路などの官営事業の民営化は、配当優先、予算節減の煽りを受けて、供給補償が出来なくなった。

日本は、その真似をしようとしている。

世の公営さービスが、民営化の流れになっている。

その流れに乗って、湖山Gも、医療福祉施設を増やして来た。

官よりも少ない予算で、サービス向上を努めて来た。

民には、官では出来ない事も、努力次第では出来る。

その事を、民間として誇りに思っている。

でも、だからこそ、官で守ってほしい、日本の国営事業はある。

湖山Gは、体は民であるが、理念は、官である。

湖山Gの、しなやかな肉体の骨格は、鉄で出来ている。

医療介護の骨格と神経は、公営の医療保険、介護医療である。

私の私論であるが。

血糖156  ベットで一日中、U-NEXTとNetflixを観ていたせいか、あまり食欲はない。

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員

順天堂客員教授 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada