安い家賃と過剰請求

高齢者住宅の家賃を赤字になるまで下げて、その分を、利益率の高い在宅医療で補う。

これは、昔からの、高い収益ビジネスとなっている。

これは、高齢者住宅と、在宅医療ビジネスの基本モデルだった。

単に、患者をアパートに集めただけならば問題はない。

でも、この会社は、過剰請求の塊だ。

これを、請求を受けた方が、気が付かないわけがない。

また、請求した方の全ての関係者が気が付かないわけがない。

医師も、看護師も、事務も、役員も。

全ての関係者がこの、不正請求を知らないとは、言わせない。

勿論、厚労省も、マスコミも。

でも、在宅については、不正に甘い。

不正でしか、成り立たない、業態なのか。

地方で、一軒、一軒訪問する、真っ当な事業者は赤字で廃業せざる負えない。

昔、昔、コムスンと言う老人ホームの会社があった。

不正で、お取潰しになり、他の上場会社に吸収された。

その株は今は、ファンドが持っている。

今回は、不正請求した事業者にお咎めが甘い。

まともな事業者は、報われない。

その怒りが、何故、業界に起こらないのか。

不思議だ。

お国は、不正をやって構わない、との方針か。

行政は、公正であって欲しい。

医師会も、何故、声を上げないのか。

不思議だ。

他の事業者も、不正があるのではないか。

国民は、そう思う。

この夏の選挙の投票に、こう言う事は、問題にならないらしい。

病院の7割が赤字だと報道されても、国民は黙っている。

それだけ、この業界に信頼がないのだ。

国民に信頼されない、尊敬されない医療介護に、未来はない。

国民の命と健康は、不正で支えられているのか。

この国に、正義はない。

医療と介護と農業。

お国の基本だと思う。

政治の論点にも、ならない。

不思議な国だ、日本は。

血糖167

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada