AIで認知症リスク予測

最近、試写会で観た邦画は、父親が突然アルツハイマーを発症し、暴れ出し、家族友人が振り回される設定だった。

過去の認知症の映画を、振り返ってみても、主人公が突然、認知症が顕現し、暴れ出したり、異常行動をするシーンが見せ場だった。

認知症の発生や進行状況を予測、発見できないだろうか。

その時は、疲れていたのだろうとか、勘違いだろうと誤魔化しても、連続しておかしいなと気がつく。

周りの家族や、関係者は、まさか、この年で認知症になったとは思いたくないので、判断を誤る。

客観的、冷静に見れないのだ。

だから、人的ではなく、機械、センサーで分析するようになる。

既に、おトイレや、電気湯沸器の使い方の変化で、独居老人の状況を察知し、家族、医療機関にオンラインで自動通知するシステムはある。

湖山Gは、5年前から、認知症と囲碁との研究に協力している。

東京都長寿医療センダーの医師が入居者と囲碁を打つことで、認知症の進行状況を診断する。

85才以上の初めての老人でも、囲碁が出来る。

囲碁を続ける事で、認知症の進行を抑制できる。

常識的に想定できる仮説だったが、その事を実証した。

私との、共同研究、共同論文となった。

この研究も、次のステップに進む。

医師でなくとも、ゲーム機が、使用状況と、利用者の使い方、反射スピードを解析して、認知症を診断する事が可能かどうか。

高齢者になっても、普段から、ゲームを遊ぶ事で、認知症予防になるかもしれない。

視力や、筋力測定で、老化を診断するのと変わらない。

今度、湖山Gの介護施設にも、研究の為にゲーム機を導入する。

大学病院と大手ゲーム機会社と、湖山Gの共同研究となる。

私は、ゲームをやらない。

子供の時は、チェス、今は囲碁の勉強中。

実は、ゲームをやらなくとも、普段の仕事でのパソコンの使用状況をAIで分析すれば、発見できると思う。

ネット検索の内容を分析するだけでも、可能だと思う。

でも、誰も、そうされるのは嫌だろうな。

私は、構わないけれど。

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湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada