物語としての経営戦略
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経営者は、歴史の本が好きだ。
日本では、戦国時代。
西洋では、ローマ帝国。
中国では、三国志。
でも、歴史学となると、記憶にない。
やはり、血の燃えたぎる英雄の物語が好きなのだ。
自分が、勝者になるのか、敗者になるのかは別として。
私は、欧米の大統領と、世界的大企業の経営者の伝記を愛読している。
何せ、本が分厚い。
それだけ、中身も濃い。
経営の本も、ほとんど目を通してあると思うが、役に立った記憶がない。
強いて言えば、流通業の変化が参考になる。
それは、現実的に銀座に店舗進出した業態、店舗の歴史と商品戦略を分析する。
地方で生まれ、銀座まで、のし上がって来た。
銀座の老舗と言われる店でも、関西か九州から来た名店ばかりだ。
でも、最近は、青山、六本木あたりから、銀座に進出した店も目立つ。
これは、銀座の六本木化と呼んでいる。
お客も、店主も、世代交代で若返っているのだ。
私の人生には、物語が一杯詰まっている。
湖山Gの歴史も、事件と失敗と、それを乗り越えた仲間の戦いの歴史だ。
私の履歴書ではなく、私達の歴史書となるだろう。
湖山の戦略は、厚労省の政策を世に実現し、その後、厚労省の政策変更で潰れないようにする事だ。
つまり、厚労省が作る、川の流れに、乗る事だし、時代毎に流れを読んで流れを乗り換える事でもある。
風の向きを読んで、帆の向きを変えると言っても良い。
介護保険の創設以来、追い風であったが、これからは、もう向かい風となる。
向かい風であっても、ヨットは、帆の向きと航路をたくみに取れば、前に進む。
航路は、ジグザクになる。
提督の私の腕を見せる時が来た。
湖山艦隊の運命は如何に。
次回作をお見逃しなく。
血糖181 本日、植木植栽の手入れの日。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
一級船舶免許所持者 提督 湖山泰成