新しい事を考えないリスク

銀座のビルの大家で、目立つのは、昔は、飲食専門ビルだった。
ペンシルビルだが、各階に一軒のバーが入っている。
クラブの内装はそのままで、居抜きで貸す。
意欲のある人は、手元資金が少なくとも、すぐにバーを開業できた。
クラブのベンチャービルと言える。
医療界ならば、一階を調剤薬局、上をクリニック専門のテナントを入れる。
これも、私の銀座での事業計画の一つだ。
でも、私は考えてみると、この手のビルのバーやクラブにに入った事がない。
老舗の店や、ホテルのバーの御用達だったのだ。
今、銀座のビルの多くは、巨大な不動産ファンドだ。
私が、今本部になっている銀座のビルを買ったのは、病院の移転地を探しているときだった。
その時の売主は、不動産会社には売りたくない、銀座の人に買って欲しいとの事だった。
銀座で事業を継続できる、不動産事業でない人。
それが、医療の私だった。
この不動産ファンドの会社は、都心貸しビル業で大躍進した。
元々は、銀行の不動産管理会社だった。
私は、昔、閉鎖した銀行店舗を見て歩いた。
銀行の支店を、都心のデイサービスにできないかと考えたのである。
金庫も残して、カフェにしようと考えた。
今でも、面白いアイデアだと思うのだが。
でも、不動産価格が高すぎて、手が出なかった。
今思うと、残念な事をした。
でも、出来ていたら、地方に進出しなかったのではないか。
私の人生で、やればよかったなあと思うチャンスは、数多い。
でも、今の湖山Gでよかったのだ。
そう思えるように、今まで以上に、職員と共に幸せになりたい。
湖山Gは、オーソドックスな医療福祉を本業としながらも、常に、新天地で、新しい施設体系のサービスを構築して来た。
新しい事を考えて実現してきたから、40年成長してきたのだと思う。
ドラステイックな事業改革は、これからだ。
それを達成できる、湖山Gの組織改革が、本部においてこれから始まる。
しばらくは、銀座本部に蟄居して内部改革に専念する。
銀座では、映画祭もあるし。
銀座のご隠居も、ますます忙しくなる。
銀座でお待ち申し上げます。

能登地震283日 血糖140 朝食はこれから
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
こんばんは、久しぶりの試写会 湖山泰成

銀座湖山日記

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