「稼ぐ力」より「使う力」

国立大学の研究費予算が、他国に比べて低いとは、よく言われる。
その通りだと思うし、授業料をあげても仕方がないだろう。
成功した卒業者が、もっと寄付して欲しい。
企業との共同研究を広げる。
欧米大学との比較で言われる。
でも、国が研究費をもっと、上げたらどうか。
国家予算の中で、国力に関わる予算だ。
大学と共同研究する企業への補助金ならば、どうだ。
この分野でも、海外企業には、緩いが、国内企業へは厳しいとも聞いた。
昔と違って、国力の落ちた日本は、ODAで海外へ資金援助する余裕はないのではないか。
その分を、国内の大学に回したら良いと思う。
バブルの頃の話である。
民間トップクラスの大学は、景気の良い、卒業生の企業から、多額の寄付金を集めた。
特に、医学部のある有名大学は、医学部の建て替え費用を含めて巨額を集めたと聞いた。
しかし、バブルで、証券会社に任せて、多くを外国債券に投資したため、巨額の赤字を喰らったと聞く。
よくある話だ。
当時の、財団の多くは、証券投資の失敗で、稼ぐどころか、多くの財産を失った。
今回も、集めた資金を運用で稼ぐはずだ。
結局、証券会社を儲けさせるだけだ。
海外での証券運用だけは、やめた方が良い。
アメリカの大学は、卒業生のベンチャーに投資している。
東大も、そのようなファンドを蘇生しているはずだ。
国内に集中して投資するべきだと思う。
湖山Gは、利益の全額を国内、地方の社会保障事業に投資している。
これこそ、地方創生として、国民の所得を1番増やす事業だからだ。
そして、何よりも、どう稼ぐかよりも、どう使うかだと思う。
私も、湖山Gのルールは、「自分で稼いで、自分で使え」
稼ぐ方法は、厚労省の政策を研究し、地域のニーズのあるところに行けば良いのである。
私達、民間事業者は、良い医療と介護を、365日24時間、必死に提供すれば良いのである。
真面目に、誠実に働けば、良いのである。
自分の知恵がいるのは、その使い道である。
最適な使い道は、現場しかわからない。
頭を使わなければならないのは、その正しい使い道である。
使い道こそ、自分で考えなければならない。
勿論、実行には、理事長の私の許可を得なければならないが。

能登地震281日 血糖175
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
学会の残った弁当を食べる  湖山泰成

銀座湖山日記

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