エスプリとユーモア
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パリオリンピックが開催中だ。
オリンピックの開催式は、世界を沸かせる大イベント。
でも、東京オリンピック以来、あまり観たいとは思わなくなった。
気を衒って、何か、わざとらしい。
今回のパリオリンピックも、ゲテモノ風で、何よりも品がない。
切られた自分の首を持っているマリー・アントワネットの登場。
ロックバンド。
キリスト宗教画のパロディ。
フランスのエスプリは、知的で乾いた鋭利な刃物みたいなところがある。
でも、品のない知性は御免だ。
残虐非道、血に濡れた情景も御免だ。
暖かい、イギリス風のユーモアの方が私の好みのようだ。
セリーヌ・ディオンの歌声が救いだった。
愛の讃歌。
今はもうなくなった、銀座7丁目の地下にあった、銀パリの舞台を思い出す。
銀座病院の並び、すぐ近くにあった。
よく、銀パリに向かう、派手な出立ちの美輪明宏とすれ違った。
実は、閉店の際、そこの紫色のソファを、貰い、ロビーの椅子とした。
紫色は、美輪明宏に良く似合った。
母は、越路吹雪の愛の讃歌のファンだった。
私は、美輪明宏の時代。
その歌声を聴いたことがある世代は、私で終わりだ。
シャンソンは、マイ・ウエイかな。
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる。
シャンソン歌手で、銀座にフランスレストラン、メゾン・ド・フランスを開いた石井好子。
一度だけ、行った事がある。
食欲をそそる、白とオレンジのチェックのテーブル・クロスが印象的。
パリに繋がる連想も、食べ物ばかり。
銀座6丁目の高速道路の目の前だった。
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