医師会と病院会

お隣の韓国では、国策が、医学部の定員を増やすにあたり、医師の全国ストライキが起きている。
我が国ではどうなるかと思っていたが、厚生労働省は、医学部定員を減らすらしい。
その事に、医師会は賛成、病院会は反対。
びっくりした。
病院会が、医師会に同調せず、独自で反対するのは、珍しい。
政治的な力関係で、病院会は、医師会に逆らった事はない。
数なくとも、おもてだっては。
ヨーロッパでは、教会から病院に発展した。
日本では、診療所が、大きく病院に成長する歴史だった。
個人の医師の診療所と、大勢の医師とスタッフの病院との違いは、規模だけではない。
基本は、病床があるかないかだ。
医療の進歩の中で、病院は、大規模に成長してきた。
多くの専門医師、専門技師、そして、医療機器。
日本の病院は、世界的に見ても、小規模すぎる。
特に、救急病院、外科系の病院は、大規模統合すべきだ。
診療所は、在宅診療、オンライン診療に、将来変わる部分もあるが、手術の必要な医療は個人ではできない。
オンラインで、ロボット手術が一般的になるのは、相当未来の話になるだろう。
これは、流通業、サービス業の歴史と同じだ。
より、大型の店舗、ホテルに変わって行く事と同様だ。
公的病院の統合は、限られた医療資源、医師の集中化で避けられない。
これが、政治問題化するのは、多くは政治的な理由だ。
地元に、病院がなくなる。
反対運動する人々は、実は、その病院の患者だけではない。
本当に医療の必要な人は、既に入院している。
どこかの病院に。
住民は、将来の不安で、反対活動をしているのだ。
地元の政治家や、職員組合が反対運動をするのは、理解できる。
でも、財政と医療スタッフの現実を見れば、やむおえない社会の流れだ。
その、未来に向けて、現実的な地域医療と社会福祉を担う為にはどうしたら良いのか。
民間医療福祉事業者として、考えている。
そして、行動する。
湖山Gの施設のフォーメーションは、大きく変わる。
湖山Gは、常に進歩し、成長する。
私は老いても、湖山の若者は、より優秀に、より強く成長している。
頼もしく思っている。
能登地震129日
血糖125 昨夜は卵かけご飯 今朝は冷凍うどんの卵あえ
湖山G代表 サンダーバード代表 湖山 泰成