医療を支える看護介護

湖山Gには、多くの研修会、部会がある。
その中でも1番、大きいのが看護部会である。
14000人の内、1300人が看護師なのだから。
コロナ以来、ズーム研修会になって、全国、より一層の多くの職員が参加できるようになった。
私も、ズーム故に、挨拶も、聴講も出来るようになった。
昨日の看護部会には、特養の施設長医師も、参加している。
その冒頭の私の挨拶は、今後の看護部会の研究テーマの提案である。
湖山Gの研究テーマは、日本の今後の日本の看護の問題点でもある。
25年前、湖山Gの介護施設を作ったリーダーは、介護に関心の強い医療スタッフであった。
病院のあるゆる職種が、新しい時代の高齢者の看護介護に立ち向かっていった。
当然、看護師が現場の、教育リーダーとなった。
医療の骨格があって、介護が進歩した。
病院の後ろ盾があって、介護は成り立ってきた。
医療福祉グループと自称して来たのは、そう、自覚してきたからである。
その歴史的成立関係が、介護の重度化と、コロナで変わってきた。
高機能病院ほど、院内に介護の力が必要になってきたのである。
私は、医療も看護も介護も、独立しては成り立たないと実感している。
でも、医療保険、介護保険によって、病院、介護施設は、細分化されている。
保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学みたいに。
行政は、常に、医療福祉サービスを、法律によって、税金の出し方によって、仕分けし、細分化し、専門化する。
当初は良いのだが、10年立つと、社会状況が変わり、時代とのずれが出てくる。
その補正、修正が難しいのだ。
政治、行政からでは。
だから、現場の民間で自己努力によって修正する必要がある。
それが、民間事業者の立場では、進歩、進化となる。
当然、事業者の差別化競争となる。
介護を支える看護から、新ためて、医療を支える、介護からの看護を意識しよう。
介護から医療を支える、次世代の看護を生み出そう。
そう、悩む気持ちを訴えた。
応えて欲しい。
日本の高齢者と、この仕事に人生を投じた職員のために。

パルスオキシメーター 97・99・99
体温36.1 血糖195

共生協立 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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