伝書鳩
東日本大震災の時は、東京は、あらゆる通信システムが止まった。
ネットも、電話も。
完全回復には、1週間くらいかかったのではないだろうか。
東京は、全国のあらゆる通信が集中するので、容量を超えてしまうのだ。
メールが復活したのも、日本海側からだった。
新潟、島根、静岡を経由して、やっと東京に繋がった。
全国にあるアンテナが、壊れたり、繋がらなくなったり、容量過剰になったりの理由はわからないが、道路網と同じように、迂回路を用意すべきだ。
今は、あまりにも、ネットと携帯電話に頼りすぎているかもしれない。
では、何を準備しておくか。
空からの救援者を期待して、狼煙、発煙筒。
今は、見なくなった、デパートの屋上に上がっていた赤いバルーン。
大型の風船である。
1人乗りの気球もある。
昔、新潟のイベントで、気球を上げて、私も乗ってみた事がある。
今でも、茨城では、大イベントを毎年行っているはずだ。
近距離の通信では、手旗信号がある。
船の上の水兵が、白と赤の旗を振るやつだ。
今でも、海上自衛隊は、使っているだろうか。
トラックが使っている市民バンドの無線機。
長距離通信可能な、市民バンド、CQ、ハム無線。
もう一つある。
伝書鳩だ。
最近、鳩を飼う人を見なくなった。
実は、鳩は、感染症の病原菌を運ぶ。
渡り鳥は、医療的には、危険なのだ。
泰成君は、病院の屋上で、鳩に餌を撒こうとしたら、院長の父に注意され、教わった。
それで、ミツバチを飼うようになったわけではないが。
パルスオキシメーター 98・98・98
体温36.4 血糖168
バトンを運ぶ 代表 湖山 泰成