政経文化パーティー

2023年12月29日

政治家主催の資金集めのパーティーを政経文化パーティーとも言う。
私は、父が、大蔵省の病院に勤務していたので、大蔵省出身の政治家の患者が多く、そのご縁で、時の総理大臣に、銀座の病院の顧問になって頂いた事もある。
私の、母校の中学校は、国会に近く、卒業生には、政治家が多い。
全国に30人近くいるはずだ。
議員宿舎に住んでいた地方政治家の子息が、通う公立中学校なのである。
現総理も、私の2年後輩にあたる。
それだけであるが。
そんな所以で、政治家のパーティー券は、多数買う事になる。
私は、個人で相当数買っている。
個人でパーティーチケットを買うと、寄付控除になるので、堂々と個人で政治献金をしているわけだ。
医療福祉に理解のある、志の正しい政治家であれば、政党を問わない。
医系議員は、医師会病院会を通して皆さんを存じ上げている。
今の厚生大臣も、初戦の時から、病院会で応援している。
元厚生大臣に、私の中学校のクラスメイトもいる。
何時も、私より成績が１つ上だった。
それだけだが。
卒業後の人生は、だいぶ違っていたわけだ。
そのクラスメイトのパーティーも、昔とは違い、朝食会が多くなった。
私が通う、政治家の朝食会は、ゲスト大物政治家を呼ぶこともなく、議員その人が、自分で政策を語る。
そういう政治家は、信頼できる。
チケットの相場は、2万円なので安くはないが、こちらの勉強になるし、酒は飲まなくて済むし、好んで参加している。
でも、そのチケットは、ご丁寧に、政治家御本人か、担当の秘書が持って来る。
コンサートのチケット販売と同様に売る側は、苦労しているわけだ。
何時も、時間と経費がもったいないから送ってくれれば良いと伝えるのだが。
それでは買ってくれる支援者に失礼だと思うのだろう。
でも、本当の支援者たる私は、その時間を、もっと選挙戦に時間を割いてほしいと願っている。
まして、私は、彼の選挙区の選挙民ではない。
残念ながら。
そして、多くの秘書の給与は安い。
だから、このチケット販売から、手数料のようにして手当をもらっている人もいる。
政治家秘書には、弟子のような人も多い。
日本は、立候補するには、結構、お金がかかる。
選挙には、もっとかかる。
政治家は、皆さん、政策を語るユーチューバーになって頂いて、それで、会費を集めたら如何か。
あるいは、ネットのクラウドファンディングで。
これは、今の選挙法では、違反になってしまうのかも知れない。
郵便投票があるのだから、やがて、オンライン投票があってもおかしくはない。
オンライン選挙資金集め、オンライン選挙になったら、今度は、会場のホテルが困ってしまうのかも知れないが。