ストもボランティアも少ない国
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日本は、アメリカと比べると、かねがねストとボランティアの少ない国だと思って来た。
今の日本で、世界的に賃金が安いと言われながらも、大企業でのストはない。
だから、給料が上がらないのだろうか。
だから、デフレでインフレにならず、日本経済が成長も崩壊もせず、続いているのか。
でも、日本のボランティア活動は、欧米に比べると元気がない。
それは、地域活動も活発ではないと言う事になる。
日本は、社会維持共生活動構造の柱の立っている場所が違うのだ。
どちらが良いと言う話ではない。
日本の社会構造が、欧米とは違う。
つまり、社会における医療福祉の制度の構造も違うと言いたい。
日本の行政、大企業の福利厚生が手厚いのは、大事な事だったと思う。
中小企業主としては、行政大企業が羨ましいのだが、先頭を切って引っ張って欲しい。
中小は、やっと後を追いかけて上げられる。
役人も、政治家ももっと給与を上げたら良い。
総理大臣は、1億円は貰って欲しい。
その代わり、その年収に相応しい人が、国家の経営者になって欲しい。
国民平均所得に連動したボーナスも許す。
役人にも、国民幸福度に連動したボーナス制度を作ったら良い。
不幸な国民が減ったら、それに連動した消費税アップも許す。
こんな国民は私1人だろうか。
アメリカの全米自動車労組ストが、賃上げで集結した。
これで、アメリカの自動車産業は、他国に負けるだろう。
また、ハリウッドの脚本家と俳優組合のストも集結した。
既に、ハリウッドでの映画制作は世界一高いので、カナダやイギリスでの制作が増えている。
原作は、アニメやゲームからが増えている。
脚本もAIで制作可能な時代になった。
役者の出番もCGで減らせる。
ハリウッドで映画を制作してきた資本は、ネットフリックスのような外部に流れるだろう。
ストを起こして業界は、必ず、新しい担い手に変わって行く。
これは、アジアでの映画制作のチャンスかもしれない。
日本の行く末は、どちらだろうか。
パルスオキシメーター 98・98・98
体温36・7 血糖172
湖山労組 代表 湖山 泰成