規制緩和

人手不足はあるゆる職場で問題になっている。
特に、サービス業の現場。
医療も介護も、機械化、電子化で賄いきれない。
今度、行政の地域包括センターの主任ケアマネの配置が緩和される。
主任ケアマネのみ。
現実的に、資格者の配置について、定数緩和をすべき職種は多数あると思う。
現状は、保健所の所長と老人保健施設の施設長は医師でなくてはならない。
コロナ対応では、保健所の医師所長は、医師である故に、より慎重になり過ぎていたのではないか。
また、行政官としては、医師免許より、地域性や、行政法にたけている人材で良かったのではないか。
老人保健施設の施設長は、当初、医師だけではなく、看護師でも認める案があったが、現状は、そうなっていない。
地方、過疎地においては、1人の医師の確保も困難な現状だ。
地方の病院併設ではない、単体の老健は、医師不足の為に存続できなくなる。
地域においては、看護師や、薬剤師でも良いと思う。
特に、薬剤師は、6年生大学になった。
専門性を認める良い契機になると思う。
医師施設長の配置の代わりに、看護師と薬剤師の2名の配置で代行も考えて欲しい。
老健も、医師配置なら、施設長と呼ばず、院長とすべきだ。
介護保険施設と、医療保険施設との区別を優先したのだろうが、これも行政の都合だ。
働く現場の人間を優勢して考え直して欲しい。
この呼称に、こだわる医師もいる。
保健所も、医師ならば院長にしたら。
また、病院における看護師配置について、介護福祉師でもある程度代行できるようにしたらどうだろう。
昔、病院には、看護助手と言われる事務ヘルパーが存在した。
病棟業務の全て看護師でする必要はない。
病棟看護師の業務のうち、事務仕事の占める割合は多い。
ナースステーションでの事務仕事の好きなナースが多いのも事実だが。
資格者は、その資格でしか出来ない仕事に専念して欲しい。
資格定数、資格要件の緩和は必要だし、現状の現場では、間違った事ではないと思う。
現在の制度は、総合病院の看護師と、診療所の医師の立場が優先されている。
多様性の医療介護に時代に、専門職のあり方そのものを考え直すべきだ。
医師会、看護協会の納得が得られないのは承知している。
でも、現場の人間には、賛成して頂ける方もいると思う。
私の杞憂だろうか。
私は不遜だろうか。
私は医療経営者として、無責任だろうか。
識者のご意見を賜りたい。

パルスオキシメーター 96・97・98
体温36.4 血糖136

裸の王様か孤高の経営者か 代表 湖山 泰成

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