湖山家族主義
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中小企業の社風で家族主義は珍しくないが、14000人の企業で、家族主義は難しい。
でも、湖山Gは、その家族主義を第一に大事にしている。
全国で、職員の交流の機会を大事にしている。
永年勤続式典も、施設工事の工程会議も。
ズーム参加もあるが、可能な限り、私自身参加するようにしている。
研修会も、わずかな時間でも参加するように心がけている。
今日も、施設長研修会がある。
せっかく、本部に集合するので、冒頭の挨拶はさせてもらう。
短く収めるのは、難しい。
会議も、研修会も、私の時間オーバーで、予定が狂う。
私は、話し始めると、なかなか止まらない。
誰かが止めてくれるまで。
せっかく会えたのだから、今言わなければ、納得してもらわなければ、その気持ちになってもらわなければ。
と、気持ちの収まりができず、語りが長くなってしまうのである。
だから、時間のない会議の場合は、私の話は、最後にしてもらっている。
私がいないと、会議は、時間を余らすくらい早く終わる。
これもどうか、と思うのだが。
もっと、話し合う事もあるだろうと思うのだ。
老人の焦りと言われてもしょうがないが、職員に託するものは、多い。
この日記もそうかもしれない。
今日は、会議で、在宅勤務の者とも、会える。
久しぶりだ。
私が唱える家族主義は、職員が消耗する事なく、家族と幸せに暮らせる事。
それが、湖山の経営目標、存在価値。
営業目標は、その湖山Gを継続させる為だ。
職員の家庭第一、仕事は第二。
自分で稼いで、自分でやりたい事に、自分で使え。
来年のフレッシャーズ・フェスは、ディズニーCプラスディズニーランドの2泊3日となった。
予算は倍になるだろう。
その予算を来年度の事業計画に組み込む。
その為の事業計画だと思う。
結局、その分も収益を上げよう、となるわけだが。
それも、皆が納得して、実行して体現となる。
湖山で働く事が、誇りになる。
そう言う事業体になりたい。
私だけが、その気になっても意味がない。
福島の法人が、湖山Gの全国の保育園に葡萄を配った。
そんな事も、湖山の家族主義の大事な事だ。
早速、嬉しそうな園児の写真を送ってもらった。
こんな事も、私は嬉しくて仕方がない。
家族の幸せは、日々の暮らしにある。
私は、たいそうな事を望んでいるわけではない。
孤独な自分の気持ちが、さりげない、小さな日々の出来事を大事に思う。
その僅かな幸せを、家族と共有したいが為に、私達は、必死に働くのだ。
孤独だから、小さな家庭の幸せを大事に思うのだ。
誇りある大義ある使命は、幸せな仲間の人生の、その結果に過ぎない。
そう思って、戦っているのだが、時には、心の折れそうな事も起きる。
それも経営者としての、私の人生だ。
だから、仲間の慰めも大事で、感謝する。
年寄りになって、良かったことは、人の慰めを素直に受け入れられるようになった事だ。
単に、弱くなっただけかもしれないが、少なくとも、受容の段階になったと言える。
認知症の第一歩だろうが、ボケも神様の救済だと、思えるようになったわけだ。
湖山は温かい、誰にも温かい。
経営者にも。
ありがたい。
感謝します。
パルスオキシメーター 98・98・99
体温36.2 血糖153
万年、長男 代表 湖山 泰成