再開
コロナで、出張を自粛していたば、最近は、少し動き出した。
陽光が眩しい。
新幹線も久しぶり。
東京駅では、いつもの書店で、まとめて新刊本を買う。
目につく本を、手提げの紙袋一杯分。
往復の列車の中で、斜め読みをするのだが、必ず、これは前に読んだことがあるなと思う本がある。
新書本は、同じ作者が多数、出版しているので、中身が共通していて理解しやすい。
だから、早く読めるのだが、同じテーマを曲調を変えて演奏しているだけの内容も多い。
でも、実際、過去に買って読んで、職員に上げた本もある。
それ以外に、書店で立ち読みした本もある。
私は、書店で立ち読みして、全部読破してしまう事がある。
勿論、面白いからだ。
新書本サイズが多い。
本屋では、多数まとめ買いをするので、本屋から追い出される事はない。
今、本が売れないので、新書版は、ベストセラー作家に集中している。
これは、出版社の編集者が悪いのか。
読者が、安全買いをしているのだ。
そう言う意味でも、中間雑誌の存在は、新人のデビューに大事だった。
新しい学者、作家の登場の場だった。
懐かしい、作家、本との再開は、列車の中にある。
自宅では、ネットで、新しいニュース、ユーチューバーを探している。
図書館巡りも、美術館巡りもコロナ以来行っていない。
実家に帰っていないのと同じだ。
前に進むばかりの人生だからこそ、故郷の存在は大事だ。
地方の施設に行くのは、故郷の親戚に再開するに等しい。
若い時に開設した施設だ。
開業の時からの職員は、20年以上になる。
我が子と同じだ。
生みの親であっても、育ての親としては、なんとも、申し訳ない。
たくましく育った幹部に、懐かしさとお詫びと感謝を兼ねて、挨拶に行く。
引退興行ではないのだが。
パルスオキシメーター 98・99・98
体温36.7 血糖223
ロングラン 代表 湖山 泰成