泰成君は忘れない
最近、保育園から、園児の元気な様子の写真を毎日のように送ってもらっている。
毎回、送り手の職員が違うのも、嬉しい。
そのスタッフの感性で撮影してくれている。
元気で可愛いのは勿論。
どうして、幼児の笑顔はこれほど可愛いのだろうか。
生きている、成長している、何をを訴えている。
生きているだけで。
人間の本質、人間の求めるもの。
人間の根源は、ここにある。
人生を費やして、学んで、献身して、苦労せずとも、悟りを得ずとも、人間の幸せは、既に赤ん坊は持っている。
身近な青い鳥。
幼児は、親だけでなく、全ての人間を幸せにし、生きるべき道を教えてくれている。
この子達を、健康に、幸せに育てる事が大人の務めだ。
生命の定めでもある。
私が見つめる未来は、この子の将来そのもの。
殺伐としたニュースを見る度に、その事を思う。
両親はどのような思いで、私を産み、育ててくれたのだろうか。
寂しく辛く思う時は、園児だった頃を思い出す。
きっと、泰成君が、今の老人の私にメッセージを送ってくれているのだろう。
「すずめの戸締り」の逆かな。
きっと、幼稚園の頃の泰成君は、今の私の事も忘れずに生きている。
私の中で。
パルスオキシメーター 98・99・99
体温36.2 血糖163
今でも泰成君 代表 湖山 泰成