映画館の旅
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連休が始まった。
私は、ほぼ、在宅勤務と、自宅療養。
過去は、連休は、ずっと映画館に入り浸って、映画館巡りをしていた。
最低、一日三本は観ていた。
一生懸命に観るというより、船旅のようにのんびりして、海を眺めるようにスクリーンを観ている。
潮風を感じるように、ゆっくりビールの香りを感じて。
船のデッキで潮風を感じるように、映画の世界に一日中浸っている。
若い頃は、深夜映画があって、土曜日の夜はオールナイト。
映画を観ながら、半分は寝ていたのだろう。
今は、自宅のベットで、テレビでオンラインで映画も観れる。
でも、コロナで作品制作自体が減ってしまい、観たい映画が激減してしまった。
テレビの地上波で放送した古い映画を100本位録画してある。
観るわけでもないのに、消さずに残してある。
見ることのない、開ける事のない、古いアルバムとでも言おうか。
本を読むのも、目が疲れるし、ネットで、講演を聞いている。
どうも、私は、一人でボウッと頭を休めるのが苦手らしい。
いつも、何か知的刺激を求めている。
連休は、これからの日本の医療福祉業界のありようを考えている。
湖山Gの経営の事よりも、海の潮流の流れが変わる事に気を取られている。
どちらも、一人悩んでも、しょうがないのだが。
新刊本も魅力がなく、施設から、星新一と、養老孟司の本を持ってきた。
朗読のサイトはないだろうか。
何事も億劫な年寄りそのものだ。
ベットに座って、ベットサイドテーブルを使って、この日記を書いている。
在宅療養か、自宅入院だなあと、思う。
ナースコールがないなと、気がついた。
心だけでも、映画館に飛んで行け。
パルスオキシメーター 97・97・97
体温36.4 血糖173
筏ならぬベットで漂流 代表 湖山 泰成