職場の釜の飯
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3月の期末の東京の風景。
タクシーが多く、道が混んでいる。
銀座統括本部は、決算で、スタッフは忙しく、今週は毎日お弁当。
ピザだったり、焼き肉だったり、かなり豪華で、美味しい。
銀座のランチは、どの店も、混んでいて、高い。
若いスタッフにとっては、負担も重く、お弁当を作ってくる人も多い。
施設では、職員食堂もあるのだが。
無料で、朝食を出す施設もある。
現在建築中の施設のある福島の村から、職員用にまとめてお米を買った。
職員に一袋ずつ配布して、湖山の施設のできる土地の恵を味わってもらおうと。
でも、事務所で、炊飯器を買って、炊き立てを食べて貰うことにした。
まさしく、職場給食、炊き出しだ。
事務所には、最近施設で使い出した、冷凍食品のサンプルも、多数ある。
試食、検食かな。
職場の釜の飯。
職場の仲間と食べるのは楽しい。
私は、会議で話しながら食べる事が多い。
それでも、出席者の中で、1番食べるのが早い。
外科医は、忙しいので、吸う息で食べて、吐く息で食べるのだと、先輩に教わった。
そこだけは、実行できているらしい。
どの会議でも、食べるのが、早すぎると注意される。
喋りながら、無意識に食べると更に早くなる。
私の、生活習慣上の最大の欠点。
昨日は、山形から、永年勤続者が5名上京して来て、銀座で人間ドックを受診した。
銀座の事務所で、弁当を食べ、東京の施設見学。
そして、夜は、スカイツリーの32階のレストランで、夜景を眺めながらイタリア料理を堪能した。
遠くに東京タワーも見える。
夕暮れの眼下には、今見学してきた施設もある。
東京は大きい。
スカイツリーの商店街で、お土産に名刺入れやペンケースを買った。
浅草創業95年の老舗の職人芸の革細工の店である。
私は、湖山Gと言う職場で、仲間と人生を生きて、日々暮らしているのだなあと実感した。
こうして、年度末の最後の1日を迎える。
今日のランチは、職場での出前寿司。
孫のような、若いスタッフの喜ぶ顔は嬉しい。
パルスオキシメーター 98・98・98
体温36.2 血糖161
宴席の長老 代表 湖山 泰成