7割赤字の世界
病院、特養ホームの7割が赤字である。
この収支状態は、今後数年は変わる事はない。
つまり、この2年くらいで、多くの医療介護施設は、倒産する事は避けられない。
実際、私の下に相談に来る案件は、今年から赤字が想定される法人、施設ばかりだ。
これらは、誰が経営しようが、黒字にならない。
医療介護保険点数が、大幅に上がる事などあり得ない。
人件費が、大幅に下がる事もあり得ない。
日本は、毎年人口が、5%減る。
つまり、毎年、1つの県のが消えているのと同じだ。
この縮小マーケットで、どうしたら生き残れるのか。
もう、撤退しかない病院施設が増えている。
でも、その事を理解できない、理事長、施設長が多い。
お国は、医療介護施設の経営悪化を憂慮してくれているが、政策は、所詮、融資。
これは、借金が増えるだけで、経営再建は、遠のくだけだ。
やがては、廃業か倒産になる道は変わらない。
そうならないようにはどうしたら良いのか。
湖山は、30年以上の古い建物施設は、もう建て替えない。
今の建築費、医療介護収入では、建て替えが出来ない。
それでいて、医療介護は、辞めようにも辞められない。
下り坂でも、生きる道をいつも、考えている。
私は、風邪で寝ていても肥ってしまうくらい、胃腸は丈夫だった。
でも、先週から、流石に、胃酸過多になってしまい、固形物が喉を通らなくなった。
スープ、人参ジュース、牛乳の流動食生活のお陰で、1週間で5kg痩せた。
画期的な事で、昔のスーツを捨てずに置いて良かった。
後、5kg痩せれば、また着れるかもしれない。
肉体と精神の全てが、退行現象。
蟄居の連休となった。
パジャマ生活は、楽だ。
血糖131 72.8kg 湖山 泰成
