金融が緩む

過去の不動産バブルも、今の株バブルも、融資が緩み、借金漬けにするからだ。

東京のマンションの高騰も、賃料を超えて、値上がりは、必ず暴落する。

歴史が証明している。

株も、企業収益、配当を超えて上がり続ける事などない。

100年前の世界恐慌に似ていると思う。

医療介護は、堅実で安泰だと思っていた。

実は、今、1番危ない。

医療保険で、単位が保障されていると言う事は、逆に上限となっているわけだ。

民間中小病院は、その気になれば、リストラも、廃業も出来る。

自治体病院は、政治力で補助金で赤字を補っている。

赤字の状態は変わらず、借金が増えるだけだ。

やがて、医療単価が上がるか、物価、人件費が下がるか。

そんな事は起きるわけがない。

再建などできるわけはなく、破産へ、借金を増やして先延ばしているだけだ。

医療費構造の根幹を見直して欲しい。

人口減の日本において、医療も介護、自然淘汰して欲しいのだろう。

経営者に、その能力、また、社会に仕組みが欠けていると思う。

一方、多くの病院や、診療所が倒産、廃業しても、実際には、国民は困らない状態まで、医療整備は出来上がっている。

選ぶ自由は、制限されるが、全体としては、供給維持は可能なのだろう。

特に、将来については。

民間の事業者には、破綻の道しかない。

また、医療の自由度も、税金の補填もないのが、大学病院だ。

民間の、大型救急病院として、不採算医療も、研究もやめる事ができない。

ここは、保険点数を一気に上げるか、大学への研究補助金を出すしかないのではないか。

大学が、医師を派遣する事ができなくなれば、地方自治体病院も、民間病院も、縮小する

農業でいえば、水も、種も、絞り込んで、減反をするめるわけだ。

ここで、問題になるのが、医師の自由開業性。

民間病院の病床を減らすように、補助金を出す事が続くだろう。

保育園も統合、自然淘汰が進むだろう。

病院の統合、淘汰は、難しい。

弁護士、会計士は、東京、大阪に集中している。

働き方が違いすぎるが、オンライン診療が、ある程度、補えるかもしれない。

慢性疾患については。

一方、整備は、外科救急体制が優先される。

ERやヘリコプターの充実は、現実的でないのだろうか。

大学病院の患者数、医療収入は、落ちていると聞く。

それで、働き方改革で、医師の働き方が制限されている。

この差に、収入の補填をして欲しい。

大学病院の経営問題について、社会は、あまり知らされていないように思う。

大学病院は、厚労省ではなく、文科省だからだろうか。

潰れるはずがない、と思っているのだろう。

潰れずとも、荒廃してしまったら、日本の医療は、貧しくなる。

血糖123   夜明け前が、辛い。湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by Meguro