血か芸か

東京の新卒採用者6年目の職員との懇親会をした。

銀座統括本部で、私との名刺交換。

彼らの名刺には、自分の意識を高める宣誓と、好きな映画が書いてある。

好きな映画を見る限り、彼らのセンスは良い。

そして、ランチは、回転寿司。

本部のスタジオに、回転寿司を呼んだ。

事務所に、回転台を仮設置してくれるのである。

職員にあまりにも、好評なので、今回のはかりとなった。

ちゃんと、プリンまで、流れてくる。

次は、私と一緒に、日比谷の映画館に移動。

観たのは、歌舞伎の世界が舞台の映画。

驚いた。

歌舞伎役者でない、役者の渾身の演技である。

家紋を継ぐのは、血筋か芸か。

これは、実は、あらゆる事業の継承で問題になっている。

子供が、家業を継げるのか。

他に適正な継承者を見つけられるのか。

家業という考えそのものが、時代錯誤なのか。

初めから、子のいない小生には、迷いようがない。

共に苦労した、戦友から。

共に汗した若者から。

その中から、私の後継者は、生まれるのである。

私がそうであったように。

新卒6年目にして、副主任を任命された者もいた。

意欲的で、明るく、感性の良い若者を見れば、湖山Gの未来は明るい。

映画鑑賞後、引率幹事と、日比谷公園を眺めながら、お茶をした。

良かった。

楽しかった。

誰もがそう思った。

銀座プラス回転寿司プラス映画鑑賞の企画は、定番にしよう。

新卒の諸君。

5年、頑張れば、副主任を命ずる。

10年で主任。

15年で、係長だ。

成れなければ、上司の責任だ。

湖山の人間は、共に感動し、湖山のDNAを受け継ぐ。

芸道の道と違わない。

施設が、君達の舞台だ。

利用者と家族が、感謝の拍手をしてくれる。

経営も、芸のうち。

渡辺謙は、美味しい役をやっていた。

私の舞台は、この日記の上にある。

血糖204

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada