映画は社会活動

湖山Gは、昨年は、東京国際映画祭のスポンサーも務めた。

銀座での、関係者のおもてなしや、大会ボランティアの慰労会のスポンサーとなった。

私流の、銀座のお勤めである。

子供の時からの 純正銀座映画ファンの冥利に尽きる。

医療福祉の経営者となって、随分と沢山の医療福祉映画の支援を行なって来た。

昨日も、囲碁に関わる物語の映画制作の相談があった。

昨年の、邦画の話題作は、侍映画だった。

アカデミーも受賞した。

私にとっても、昨年No.1だと思う。

話題は、作品の良さだけではない。

監督は、京都で農業を続けながら、なんと、制作費2600万円で完成させたと言う。

全て、監督の手作業と、殺陣師のボランティアのお陰である。

映画ファンとしては、2倍泣けた。

映画は、完成された作品の魅力だけではない。

完成されるまでの、いきさつや、苦労も、物語となる。

制作秘話が必ずある。

時代を飾る映画は、時代そのものだ。

最近は、巨大な製作費が売り物の大作が話題となる。

でも、巨額な制作費をかけた作品には、失敗作も多い。

何事も、お金に苦労して、知恵と汗と涙で完成した映画に秀作が多い。

須く、事業とは、そう言うものだ。

私も、製作者、監督への共感が高い。

映画制作のスタートは、なんと言っても資金集めである。

監督、役者が決まっても、資金はこれからだと言う。

完成したら、上映会や、チケット購入はいくらでもできるが、それは、映画が完成してからだ。

私の経験では、事前に資金援助をして、完成した映画を拝見できた事はない。

映画への投資は、神社へのお賽銭だと諦めている。

それで、完成した映画を社会へ送り出す支援に力を入れて来た。

文科省に、補助金の申請をすると言うので、制作協力者として、私も名前を出す事にした。

香川が舞台となる。

香川に行くのは、30年ぶりになる。

監督に、うどんのお土産をもらった。

味見は、これからだ。

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada