囲碁の世界

父の世代は、どなたも、囲碁、将棋、麻雀をたしなんだ。

父も、一高の同期生の方と、囲碁の会を開催していた。

父の患者に、天才棋士の藤沢秀行棋聖がいらした。

向島のお座敷での勉強会もあった。

いかにも、財界人の囲碁の会だった。

藤沢名人は、お酒が強く、棋風も、人生も豪快だった。

対戦前は、お酒も節制していらしたが、終わると、銀座に豪遊に出る。

その生き様を拝見した事があるが、正に勝負師だった。

父は、その毎週の財界人囲碁勉強会に出席していた。

また、テレビの囲碁番組をビデオに撮って、欠かさず観ていた。

その父の意向もあって、銀座本部では、囲碁教室の場所を提供していた。

そのご縁で、今は日本棋院の評議員も務めている。

囲碁の世界は、将棋に比べて業界的には、経済的には、厳しい。

昔に比べて、新聞社、企業のスポンサーが減っているのだ。

囲碁は、将棋に比べて年配者のイメージあるのでは。

人気漫画、テレビアニメもあったが、これからも、子供にも人気ある世界にしなければならない。

湖山Gの施設では、子供も参加できる囲碁教室を開催する。

まずは、首都圏からだが、最終的には、100施設には増やしたい。

介護施設で、高齢者と、地域の子供が囲碁を楽しむ。

老人と子供とペアを組んで対戦する、100歳ペア碁大会の構想もある。

元々、湖山Gでは、囲碁と認知症の研究をしている。

囲碁の発展にもつなげたい。

文化の湖山Gである。

小生は、ただいま勉強中である。

血糖135 冷凍の笹餅を食べる。

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada