郵便局と新聞配達所

銀座の救急病院から、地方、中山間地や離島の介護施設を開設してみて、医療保険、介護保険の制度の矛盾を、経営者として、痛く感じた。
全国一律の報酬で、各地の中小事業者に提供させるのには、無理があると。
説明するのに、例として私が持ち出すのは、郵便局と新聞配達所の経営だ。
日本郵政のもと、全国規模の経営だから成り立っている。
日本郵政も、今となっては、ビジネスモデルに問題がある。
新聞配達所も、消えつつある。
全国どこにもある郵便局は、すごいと思う。
人のいる拠点として、郵便だけではもったいない。
銀行、行政、新聞、などの支店網として、共有すべきだ。
でも、1番の問題は、職員教育。
介護事業と郵政の職員意識には、共通の問題があると思う。
在宅医療、訪問介護事業者の努力と経験を、郵政に適用したら、どうだろうか。
独居老人宅への、配達において、共有できるものもある。
私は、少子高齢化で、激変する地域社会と、労働環境全体を見ている。
ひしひしと、全身で感じていると言っても良い。
その逆風に、立ち向かうのが、湖山Gの経営。
いや、全職員の、意欲、情熱。
それらが作る湖山の社風。
私達の、矜持でもある。
古いね。
最近、古い言葉が、私の意識に湧き上がって来る。
老人の意地か、抵抗か。
精神科の先生に聞いてみよう。
血糖113 今朝は、新宿の朝食会会場のホテルまで、歩いてみる。今のところは、そう決意している。情けないね。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成