青の辞典と赤の事典

自宅の本を整理している。
と言っても、家中の本棚から、事務所に持って行って、誰かに貰ってもらうのだ。
私は、過去には、自宅にSFや経営学、経営者・政治家の自伝をかなり揃えてあった。
自宅の蔵書の背表紙を見るだけでも、内容を思い出す。
自己満足だと思うが、自分の頭の知的地図を確認する効果はあった。
あまりにも多量で、倉庫にも入らなくなった時に、施設に置くようになった。
そうすると、本の購入と読書のスピードが早くなった。
でも、2度買いする本も出てきた。
新聞の書評を読んでまとめて注文するのだが、読んでいる途中で、これは前に読んだなと思い出す。
昔、ハードカバーで読んだ本が、文庫本で再版になったというのもある。
立ち読みでだいたい読んでしまっていた本もある。
自分で本を管理するよりも、より多くの新作を読む時間が欲しいとの思いもある。
蔵書を誇りたいと思うのは、若い時ではないだろうか。
重い本を整理するのは、老人には難儀だ。
腰を痛める。
そういう点では、ネット本は便利だ。
子供の頃は、どの家庭にも、青い広辞苑と、赤い家庭の医学が置いてあったと思う。
今は、ネットで検索してしまえるので、重い事典も辞典も手に取る事は無くなった。
腕が細くなったのは、そのせいだと思う。
連休の方が、寝たきりなので、目と頭が疲れる。
血糖182 久しぶりに福島のお米を、あごの出汁で炊いた。美味しい。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員
湖山 泰成